oriseの甘酒がかなえるもの…ご褒美ドリンクへの挑戦 ータシナミー
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今回は、創業600年という歴史を持つ糀屋三左衛門様による「甘酒・麹調味料 orise(おりせ)」について、株式会社糀屋三左衛門事業企画室・横山可歩(よこやまかほ)さん、菊地遥(きくちはるか)さんにお話を伺った。
前回記事はこちらから→創業600年の歴史と「新しい甘酒」ータシナミー
『orise』という甘酒の面白さ、豊さ。
室町時代に創業した種麹メーカー。伝統と技術を集結させ、現代の頑張る女性へブラッシュアップした甘酒が『orise』。oriseを知っている人は周知の通りだが、発売前にはクラウドファンディングにて大きな注目を集めた。当初予定していた支援額の400%を達成し、多くの人の目に触れた商品でもある。
ークラウドファンディングの反響、ユーザーからの声などについて教えてください。
菊地:無事、成功することができてまずはほっとしました。お客様からは「パッケージがかわいい」「高級感もあってプレゼントにしたい」という声が多かったですね。また、お客様の中には調味料としてオリジナルでアレンジしたり、シャーベットとして召し上がっている方も。
横山:今まで40代以上の女性のお客様が多かったんですが、30代、30代以下の方からも注文、注目をいただき、比較的若い方をターゲットとしたお店からのお声がけもありました。
そんなoriseを支える、今回取材を受けていただいたお二人はどの商品を推すのか…少し気になったので伺ってみた。ちなみにラインナップとしては、以下の通り。
・orise 甘酒 純米:米麹、米(すべて国産品)
・orise 甘酒 小豆:米麹、小豆(すべて国産品)
・orise 甘酒 いも:米麹、さつまいも(すべて国産品)
・orise 甘酒 初恋レモン:米麹、米、レモン(すべて国産品)
・orise 麹調味料 塩糀:米麹、米、食塩(すべて国産品)
・orise 麹調味料 かける糀:米麹(国産品)、醤油(国産品、大豆・小麦を含む)
菊地:1番の推し…難しい質問ですね(笑)
一同:(笑)
菊地:ん〜私は「純米」ですかね…。もちろんどれも好きなんですが、私は料理を結構するので、和食、洋食どれでも甘みやまろやかさを加える上で調味料として純米が役に立っています。飲んでも楽しい、食べても美味しいという感じで、アレンジのしがいもある「楽しめる」商品だなと日々感じていますね。
横山:推し…(笑)全部好きですが、特に芋が好きです(笑)というのも、お水で希釈するのはもちろん美味しいですが、牛乳や豆乳と合わせるのが美味しいです。暑い時は冷たいまま混ぜて、寒い時はあたためて…。牛乳や豆乳と混ぜる分、しっかり甘さも出ますが、味わいとしてはとても優しいです。
ーちなみにどの商品が製品化においては難しかったですか?
菊地:初恋レモンですね。豊橋市の河合果樹園さんの完全無農薬で皮ごと食べられるレモンを使っています。レモンシロップのような甘さではなく、素材をそのまま活かした皮のほろ苦さ、酸味などを甘酒の旨味と合わせ仕上げています。複合的な味わいになる一方で、それぞれのバランスを調整し、うまく配合するという点ではとても時間がかかりました。
ーラインナップの中には麹調味料としての「塩糀」「かける糀」というものもありますが、こちらはどのような製品になりますか?
菊地:塩麹は米麹と塩だけで作っているとろみのあるタイプです。まろやかさと麹の甘さを引き立てるような塩っけがあります。お魚やお肉をつけるという用途はもちろんですが、ドレッシングやソースにアレンジしてもいいです。素材の美味しさを引き立てる、そんなアイテムとして認識していただけると嬉しいですね。
横山:塩麹のイメージは、あくまで何かをやわらかくするプロセスとして使ってもらっていると思いますが、麹の甘みがあるので、野菜やお魚をマリネしてもらってもいいと思います。特に「かける糀」は米麹と醤油で作っていますが、卵かけごはんにかけたり、ディップに使うなどの用途におすすめですよ。
oriseが届ける想い、人の手へ。
ーどのような人にどんな場面で味わってほしいですか?
菊地:仕事をバリバリこなし、日々忙しなく過ごしている方、家事や育児にと頑張っている方。そんな皆様が夜、ほっと一息つくタイミングに寄り添えるような、そんな甘酒になって欲しいなと思っています。
ーoriseとしての今後の展望を最後に教えてください。
菊地:まだまだ発売したばかりというのもありますので認知度をあげていくのはもちろん、1日の終わりに、安らぐ時間に「ご褒美ドリンク=orise」という形にしていきたいと思っています。
横山:甘酒が苦手だった、昔飲んだけどイマイチだった、甘いドリンク好きじゃない、という方からも「美味しい」という意見をいただくので、甘酒を好きになっていただくことも目標です
菊地:一本あたりが市場で販売されている他の甘酒と比較するとやや高いので、価値を理解して頂けるようなユーザーにダイレクトに訴求できるようにポップアップ展開や紹介できる場所作りなどを展開したいと考えています。oriseのビジョンを伝えていき、日本中どこでも買えるような形にはしていきたいなと思っています。
oriseの甘酒がかなえるもの…ご褒美ドリンクへの挑戦 ータシナミー
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