果実酒は”ジカン”を旅する特別な一杯|前編

忙しない暮らしの中で、自分と向き合う時間はもちろん大切。だけど、詰めすぎるのもよくない。ゆる〜と楽しむ、そんな抜けている時間も大切です。

今回は、未来の自分へ贈りたくなる果実酒のお話。

「ジカン」の旅が特別な一杯になって、あなたの元へ美味しい果実酒が届くはずです。

    Writer:yumeka

宮城県仙台市在住。サッカー少年とおてんば娘のママ。慌ただしい日々を頑張りすぎずゆる〜〜く過ごしています。

果実酒を作ってみる

さまざまな果実をお酒に漬け込んで作る「果実酒」。

作ったその日に飲むことはできないけれど、完成する日まで毎日少しづつ変化していく姿を楽しむのも特別な時間です。一見ハードルが高く見える果実酒づくりも、実は意外と簡単に作れるもの。

未来の自分へのご褒美に、果実酒づくりにチャレンジしてみませんか?

果実酒は、使用する果物によって味や香りが決まります。

どの果物にするか迷ったら、旬の果物を使用するのがおすすめ!果実酒を通して季節を感じることができるのも楽しみ方のひとつになります。

初夏におすすめ「びわ酒」

びわは収穫してすぐに鮮度が落ちてしまうので、店頭で見かける時期が短く、旬の時期だけ楽しむことができる貴重な果物です。そのため見かけた際は「びわ酒」を作るチャンス!

【作り方】
①びわは水で洗い、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
②酸味をプラスするために、レモンの皮をむいて輪切りにしたものも用意。
③消毒した瓶に、びわ→レモン→氷砂糖と層を作るイメ―ジで順番に入れていきます。
④最後にホワイトリカーを瓶の8分目くらいまでゆっくり注ぎ入れ冷暗所に保存。

飲み頃は1ヵ月〜3ヵ月ほど。

みずみずしくフレッシュな食感が魅力のびわですが、お酒に漬け込むことで香りとコクがアップしてまろやかな味わいになります。1〜2日に1回瓶をひっくり返して完成を待ちましょう。

初心者にもおすすめ「ブルーベリー酒」

ブルーベリーは、スーパーや家庭菜園などで簡単に手に入れることができる果物です。ジャムなどにしていただくイメージが強いですが、果実酒としてもおすすめです。

【作り方】
①ヘタが付いているものは取り除いてから洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かします。
②消毒した瓶にブルーベリーの実を詰め、その上から好みに合わせて氷砂糖を入れます。
③最後にホワイトリカーを瓶の8分目くらいまでゆっくり注ぎ入れ冷暗所に保存。

飲み頃は3ヵ月ほど。

炭酸水で割って飲むと甘酸っぱい風味を最大限に楽しむことができます。

後編へ続きます!

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