ヨガがもたらす新しい価値観Vol.1|ヨガインストラクター・Rikoさん
CAとして働いていたRikoさん。現在は生まれ育ったタイでヨガインストラクターとして主に活動をしている。
「ヨガ」と聞くと、少し小難しかったり、ハードルが高いものに感じる人も多いだろう。しかし、ヨガを実践し理解を深めていく中でマインドも大きく変化し、より良い生活に近づけたと話していただいたのが今回のRikoさん。
今、働きながらにして大きなストレスを抱えているのであれば、まずはこの記事をきっかけにトライしてみるとよりリラックスした毎日が過ごせるかもしれない。
ストレス解消だけではなかったヨガの良さ
ーご自身の経歴やタイでヨガインストラクターをされている背景を教えてください
「以前は、日本語の勉強をするためにJALのCAとして働いていました。その間に、すごく仕事のストレスが溜まって、解消するために色々やってみたことがきっかけです。」
ーヨガを始めてみて変化を感じられたのでしょうか?
「そうですね。やはりヨガが一番、体にもマインドにもすごく良いことがわかったんです。それから10年ぐらい長くやり続けて、 今では友達にも教えたりしています。」
ーヨガの良さを周りに伝えていきたい、そういった思いからインストラクターを目指したのでしょうか?
「はい。スタートはコロナ禍になる前からですが、大きな転機となったのはきっかけはコロナ禍でテレワークを経験したことです。やっぱり自分はヨガのインストラクターになりたいなって。」
マインドへの影響とタイのヨガ事情
ーインストラクターになってみて、改めてヨガへの印象は変わりましたか?
「自分だけで取り組んできたときは、運動の1つという捉え方でした。ですが、運動だけでなく、すごく深い意味があることに気づけました。」
ー深い意味ですか?
「はい、深い意味というのは【ライフスタイル】のことです。運動として体にも良い影響があるんですけど、マインドにもすごく良い影響があります。」
ーヨガはマインドに良い影響を与えてくれる点が魅力的ということですね。
「ヨガを行うことは、1日の疲れやストレスを回復することができると考えています。ただ、ヨガマットを敷いて、ヨガをやるだけで、本当に頭の中をクリアにすることができますよ。」
ータイのヨガ事情を教えてください。みなさんヨガを積極的にされているんでしょうか。
「ヨガはもともとインドから生まれたんですね。私が知っている限りでは約17年前くらいからタイでも流行り出していたかと。もともとジムやフィットネスはありましたが、ヨガスタジオというものはなかったです。ですがインドからヨガの先生が来たりし、徐々に広がりをみせました。」
ーではゆっくりとヨガがタイの人々にも普及していったのですね。
「タイのモデル、セレブリティなどが始めたことで、憧れから始める方も多かったと思います。ヨガにはいろいろな種類があって、ホットヨガなど新しいスタイルも増えています。タイでヨガをやってる人は、自分の好みに合ってるスタイルを選んで練習してますね。あとは、ウェルネスリトリート(数日間住み慣れた土地を離れて、仕事や人間関係で疲れた心や体を癒す過ごし方の旅行)だったり。プーケットとかタイの南の方はやっている方が多い印象です。」