「エシカル消費」から考える旅のかたち|エシカル旅の世界③
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今回は、エシカル消費から考える旅のかたちについてご紹介します。
「普段とはちょっと違う旅にしたい」
「自然が好きだから環境を考える旅にしたい」
そう考える方こそ注目したい新しい旅の形が「エシカル旅」ですよ。
「エシカル消費」については前回の記事をご覧ください。
エシカルな旅行プランってあるの?
最近では、エシカルに注目した旅のプランや考え方が注目されています。
例えば、小田急電鉄は「エシカル旅プラン」を発売。脱炭素・地域応援を掲げ、公共交通機関の利用やホテル宿泊に加え、箱根町の自然景観等の保全にも貢献できるプランとのこと。既存の旅行プランに1,000円をプラスした金額に設定されており、半分は「脱酸素」をテーマにJクレジット制度を利用し、もう半分は「地域応援」をテーマに箱根へ寄付されるとのこと。
さらに、貢献の証として街が誇る伝統工芸品「寄木細工」をモチーフにしたNFTアートが贈呈。その細工の美しさを身近で感じることで、お土産などに選んでもらう機会に繋がるよう工夫されています。
参考:小田急電鉄株式会社
普段の旅をちょっとだけエシカルな旅にする方法
旅のプランだけでなく、普段の旅から「エシカル旅」にするための心がけは誰にでもできます。
一番簡単に取り入れられる方法は、「マイボトル」「マイバッグ」の持参です。廃棄されるペットボトルやプラスチック容器を減らすことで、海に流れ着いたゴミが動物を傷つけることから守ります。また、ゴミを燃やす時に発生する温室効果ガスの削減にも役立ちますよ。
最近では、マイボトルを持参すると割引を受けることができるカフェも増えてきました。なんだか、地球にもお財布にも優しい旅になりそうです。普段の旅にちょっとプラスするだけで、エシカルな旅にもつながってきます。
また、宿泊場所は、環境や地域社会に寄り添ったサスティナブルなコンセプトを持つホテルもありですよ!風力や太陽光などの再生可能エネルギーによる電力で運営されていたりなど、ホテルによって取り組みはさまざまです。宿泊料金の一部を動物福祉や開発途上国への支援に充てるホテルもあるので、宿泊するだけで社会貢献に関わることができますよ。
他にも、旅行中の食事は地産地消に積極的なお店でいただくことや、歯ブラシなどのアメニティを持参したりなど、できることはあります。
自分のできることからトライすることで旅の形も変わってくるでしょう。
参考:公益財団法人・日本容器包装リサイクル協会 環境負荷削減効果
まとめ|エシカル旅の世界②
今後、全国各地でエシカルに注目したプランや、サスティナブルなコンセプトを持つ宿泊施設が増えていけば、問題となっている「エシカル」の認知度の低さも改善されていくかもしれませんね。
たったこれだけで!?というような行動ひとつで、なんだか地球を身近に感じるような、旅にぐっと奥行きを感じるような…そんな気がしませんか?