五感に触れる、わたしの旅

「エシカル消費」を考える日々の暮らし|エシカル旅の世界①

昨今の旅のカタチを考えると「エシカル旅」というワードに行き着きます。普通の旅ではなく1つのテーマを持った旅のカタチ。

暮らしと密接したワードとともに新しい発見や体験ができる旅は貴重です。そんなエシカル旅を深堀していく企画の第一弾のコラム!まずはes-pom webマガジンを通して「エシカル消費」というワードから理解を深めていきましょう

実際、ここ数年で「エシカル消費」という言葉を多く聞くようになったという方は少なくないでしょう。ですが、生活に取り入れたいけれど、何をすべきかわからないと思っている方が多いのもまた事実。

今回はそんな「エシカル消費」についてお話ししたいと思います。

    Writer:yumeka

宮城県仙台市在住。サッカー少年とおてんば娘のママ。慌ただしい日々を頑張りすぎずゆる〜〜く過ごしています。

「エシカル消費」とは…暮らしとの関わり

英語で「論理的な」という意味を持つエシカル。

地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。

このエシカル消費は、2015年に国連で採択された2030年までに持続可能な社会を達成するために掲げられた国際目標「SDGs」と深い関係にあるとか…。

SDGsとは、17の目標とその目標を達成するための169のターゲットで構成されているもので、エシカル消費はその中の12番目の目標「つくる責任 つかう責任」達成に大きく貢献すると期待されています。

大量生産、大量消費、大量廃棄の上に成り立っていると言われている私たちの暮らし

このシステムによって安い価格で商品を購入できるのですが…その裏では、環境への負荷がかかっているようです。持続可能な社会を実現するためには、消費者である私たちひとりひとりが価格だけでなく、ものづくりの裏側まで考えてみることから始めるといいのかもしれませんね。

参考:消費者庁 エシカル消費とは

「エシカル」という形の暮らしへの取り入れ方

エシカルな暮らしを、と思っても何から始めたらいいのかわからないという方も多いはず。しかし、意外と簡単に生活に取り入れることができるようです。

例えば、スーパーやコンビニで商品を棚の奥から取ってしまうこと、ありませんか?

スーパーやコンビニでは、賞味期限が近いものが手前に並べられています。そのため、棚の奥から取ってしまうと、手前にある商品の廃棄などに繋がり、食品ロスの原因になってしまいます。極力手前の商品から選ぶだけでも、エシカルな行動になるのです。

また、最近ではインターネットを通じて欲しいものを簡単に購入することができます。しかし、たまには地元の本屋さんやお肉屋さんなどで買い物をしてみましょう。地元の食材を選び、購入することは、地元を応援することに繋がり、それもエシカルな行動のひとつになるのです。知らなかったおいしいお店など、新しい発見にも繋がるので、お散歩で地域を見てみてはいかがでしょうか。

他にも、日々の暮らしでもったいないと感じていることはありませんか?

マイボトルやマイバッグを積極的に利用したり、電球を省エネLEDに交換するなどの小さな行動も環境への配慮へ繋がります。

まとめ|「エシカル消費」を考える日々の暮らし

SDGsへの関心が高まることで、エシカル消費も大きな注目を浴びています。言葉だけを考えると難しいものに思いがちですが、中身は割と簡単で、すぐにでも取り入れられそうなものばかり。

塵も積もれば山となるという言葉があるように、ひとりひとりの小さな行動が、よりよい社会をつくるための大きな一歩となるはずです。

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