人が繋がる「食」の魅力|えりログ
es-pom webマガジン編集部です!
今回から、元保育士のえりログさんのコラムをスタート!普段はインスタグラムでグルメを発信している彼女ですが、その延長として「食」に関するお話を掲載していきます。保育士として働かれてきたえりログさんならではの視点などもお楽しみください!
「楽しい食事」を考える
こんにちは!えりログです!
今回は、SNSを通してグルメな投稿をしていますが、そんな私の「食」についての思いをお話しします。
まず、一般的には1日3食。皆さんも食事をしていると思います。
生きるために必ず行う生理現象の一つです。ですが、そんな食事が日々幸せに感じられたなら、人は1日に3回も幸せを感じられることになりますよね。
私は保育士として11年働いてきました。そんな中で意識していたのは「楽しい食事」を子どもたちに伝えること。
「これにがて。」
「いまはたべたくない。」
子どもの何気ない言葉に対して、「食べなさい!」叱ってしまっては、食事自体が苦手なものに…。
だからこそ、まずは大人が食事を楽しむこと!これが大事じゃ無いかなと!
そして、子どもたちが「食」を楽しいと感じるきっかけを作れたらいいなーと思っていました。
食事はただ身体に必要な栄養素を摂取する行為?そんなことはなく、「おなかいっぱい!」という満腹感が幸福感に変わり、人生が豊かになるものだと思っています。
飲食店に足を運ぶこと
そんな、食が大好きな私ですが、飲食店に行くときは「人や空間を含めて『食の楽しさ』を提供しているお店」に魅力を感じます。
例えば、料理が出てきた時に、シェフの「好き」が詰まった丁寧な説明があると、こだわりに触れることができて嬉しい気持ちになったりします。また、その料理ができる工程を知ることでストーリー性も感じ、より美味しく感じることもあります。
ちなみに…
私自身が行って楽しいな!また行きたいな!と感じる飲食店は、
「来店したゲストが笑顔で帰れる」
そんなお店なのかな〜と感じています。
飲食店は、人と人とが繋がり、より一層の魅力が生まれる場所。「なにを食べるかではない、だれと食べるかだ。」なんてどこかで聞いたことのあるフレーズですが、本当にその通りだなと思います。
自分が感じた「おいしい。」を他の誰かと共有することの大切さ。例え飲食店に一人で入った時でも、お店の方に「おいしかったです。ごちそうさま。」と声をかけるだけで、お互いの気持ちが満たされる感覚になります。きっと特別なことではないけれど…。
その「美味しい」の共有が人と人を繋ぎ、素敵な空間や時間を作り出すのではないかと思っています。