自分で『〇〇の日』作っちゃってもいいよね。| Caco. -ヒトツヅリ-

今回のヒトツヅリは…

caco.　〈Cnot flower.〉

お花を通して人と人、人とモノを結ぶ。花の販売だけでなく、新たな出会いや日常生活の中にある発見のきっかけづくりを提案しています。 人と人、人とモノの結び目（Cnot）となれるよう、心を込めて活動中。

お花屋さんがいつもよりたくさんお花に触れる日

今日は「自分で『○○の日』作っちゃってもいいよね。」って思ったお話を…。

早速ですが、『子供の日』『母の日』『バレンタインデー』『ハロウィン』

…皆さんは何の日が好きですか？

私は、、『母の日』が1番好きです。

大きな理由は、

1年で1番お花をたくさん触れる日

だから。

そして、お花屋さんとして1番多くの方にお花をお届けできる日。お花を想ってもらえる日。見てもらえる日。選んでもらえる日。受け取ってもらえる日。飾ってもらえる日。

正直信じられないくらい忙しい日が続きます笑

時には寝ながら束ねてしまいそうになる日も、、（顔を洗って何度も束ね直します。）

お花で身も心もいっぱいいっぱいになる感覚や、その時間がすごく幸せです。

「恋をしていると、街がピンクに見える」なんてよくいうけど、私は母の日に街が赤く染まっているように見えます。街がたくさんの愛情で埋め尽くされているような。

母の愛情を映し出すように。優しく、強く温かい力を街で感じます。1年で1番お花をたくさん触れて、たくさんの愛情で強くなれる日。

だから私は母の日が1番好きです。

もし母の日がなかったら…と、想像してみた。

ところで、母の日は「お母さんに感謝の気持ちを伝える日」として知られていますが、どんな理由でいつから始まったか知っています？

母の日って…『大正初期(1912年ごろ)に米国で始まり、世界各国に広がった。昭和6年頃から世情が徐々に軍国調になっていくなかで、森永は全国に心あたたまるこの行事を広めようと、昭和11年(1936)に「森永母を讃へる会」を結成。関係諸団体に呼びかけを行い、「森永母の日」の行事を全国規模で展開した。大手菓子メーカーである森永製菓が1937年に「森永母の日大会」を開催したことがきっかけ。 1947年には、5月の第2日曜日が正式に母の日として制定されました。』引用:モリナガデジタルミュージアム・母の日大会

誰かの遊び心から、こんなに幸せな日が出来上がったなんて、とても夢がある話ですよね。

もし母の日がなかったら…

お母さんに思いを伝えるタイミングがなくなってしまう…

という方も多いのではないでしょうか。

「いつもありがとう。」だけではなく、「ごめんなさい。」「実はね、、」と『母の日』があるから、普段伝えられない想いを伝えられている人はたくさんいるのではないかな。

母の日があることで生まれる、家族愛がたくさんあるんじゃかいかなって。

そう考えるようになってから、『○○の日』を大切にしていきたいなと、強く思うようになった。

世間の『〇〇の日』を越えて…

『○○の日』があることで、そのものごとを考えるきっかけになる。思考が変わり、言葉が変わり、行動が変わる。世の中がいい方向に動くんじゃないかなって感じてます。

その反対に、『○○の日』が辛い思い出の人もいると思う。もし、そんながいるのであれば、そう言った気持ちも皆で分け合える世の中になったらいいな〜って。

プラスの事も、マイナスな事も、『○○の日』を言い訳に、皆の気持ちがオープンに日になったら、結果プラスが増えるのかな。分け合えるのかな。

世間の『○○の日』じゃなくても、

自分で『○○の日』作っちゃってもいいよね。

皆で『○○の日』つくっちゃお。そしたら、もっと気持ちをオープンに、伝え合う日が増えて、世の中平和に。

そんな夢を見ながら、今日も私は花を束ねます。

「明日は何の日にしようかな、」ってね。