私の身近にある「暮らし」|食具について
今回も、前回に引き続き「life」シリーズの絵とともにわたしの生活の一部である食具についてお話しします。
身近にある暮らしをテーマに「食具」と、絵を通して実感することを前回はお話ししました。まだご覧になられていない方は下記ボタンからご覧ください。
食具を購入するときに…
わたしが食具を購入する時に気にしていることは、並べるたびに気持ちが上がることと、使い続けられることです。
必要な時に買い足すことが手軽な世の中。
以前までの私は必要性だけにとらわれ、好きなデザインではない食具を購入することもあり、一時的に役立ったけど、使わなくなったという経験もありました。
色んな意味で勿体なさを感じたため、今は食器が並ぶシーンや、使うときを想像し「いいね〜〜〜!」って思えるかどうかを吟味して購入しています。
「life」シリーズで描いた箸置きもそんな想像の末に購入に至りました。
食具が気づかせてくれたこと
私は、食事をおろそかにしてしまう時期がありました。食への楽しみ方、向き合い方が分からない状況…。
そんな生活を送る中、あるデザインサイトで食卓の写真が目に入りました。よく見るとどの写真にも箸置きがあることに気がついたのです。
箸置きって、不思議なんですよね。
あるだけで丁寧な暮らし振りが伺えますし、「選ぶデザインでその人を表してくれる」そんな不思議なアイテムだと思います。
今まで箸置きを使う生活ではありませんでしたが、まずは形から入ろうと思い食器が置いてあるお店に足を運び、「いい箸置きはないか」「ずっと使っても飽きない箸置きはないか」と、一時期探し回っていました(笑)
今回のコラムに掲載しているミッフィーの箸置きは、渋谷にあるBunkamuraの展示を見にいった際、NADiff (本と雑貨のお店)にて見つけました。
見た時に、あまりの可愛さに電撃が!(笑)
可愛過ぎたので「使わずに飾ってしまうだけになるかも」と思いながらも、
「この箸置きを実際に使ったら、テーブルの上はどんなに豊かになるだろう。」と想像も膨らみました。
結局、ここで買わなかったらいつ出会えるか分からない…と思い、購入したことを最近の出来事のように思い出せます。
他の食具たちにも、購入時の思い出があるので、これからも大切に使っていこうと思っています。
ーENDー