私の身近にある「暮らし」|『描く』
読み物
photo: あいかわゆみ / text: あいかわゆみ
今回は、わたしの生活の一片を描いた「life」シリーズとともに、暮らしについてお話しします。
わたしは、都内の1DKに夫婦で暮らしています。
家具や食器などは、わたしの好みで揃えており、木目調の落ち着いた色合いで揃えています。
今回は私の描くlifeシリーズのイラストとともに、家具や食器などについてお話しできたら…。
食具のハナシ
わたしの好みで揃えている家具や食器ですが、その中でもこだわっていたのは、食具です。
毎日、手に触れ、口に触れるものなので、触り心地や使い心地を気にして選んでいました。
たくさんの人に「素敵なの!」と言いたいところですが、お家で使う物だから人に見せびらかすことはできないなぁ〜…と、発信方法を考えた末、絵にして発信することにしました。
「life」シリーズは、いつも起きる時間より1時間前に起きて、描きたい食具と画材を机に並べ、形を目でなぞり、買ったときの思い出や、感情、届いたときの喜びを思い出しながら丁寧に描き起こしていました。
絵を通して実感すること
これらの作品は色鉛筆で描いています。
描いていくにつれて出てくる粉末が、食具の質感を表現してくれるためアナログでの制作。
食具を描いていると、使い続けていてできる傷についつい目が行き、たくさん生活を共にできたんだな〜と、なんだか誇らしく感じます (笑)
「life」シリーズで描いた食具は今も健在なので、日々、忘れがちなモノへの感謝を絵を通すことで、実感できていました。
次回も器や食具に関するお話をお送りいたします。
-END-
↓あいかわさんの他の記事はこちらから↓