生理中はなに食べる?食べていいもの、だめなもの|編集部が調べたQ&A
生理による心や体の不調に悩んでいませんか。特に30代は生活も仕事も変化が大きく、不調の症状が一番重たい時期と言われています。
不調の症状を和らげたり悪化させないために、生理中の食事を工夫してみましょう。
Q.生理中の食事で気を付けることは?
A:今回は2つのポイントを「生理中の食事で気をつけること」のアンサーとして回答します!
①栄養バランスを整える
…食事の栄養バランスが偏ると、ホルモンバランスが乱れて不調の原因に。さらに身体に必要な栄養が足りていないと食欲増加にもつながるため、炭水化物・たんぱく質・脂質・野菜・果物をバランスよく食べましょう。
②温かいものを食べる
…体が冷えると血流が悪くなり、生理痛を悪化させてしまいます。生理中は普段よりも体が冷えやすくなっているため、冷たいものを避けて、生姜やネギ、ごぼう、にんじんなど体が温まるものを摂るよう心がけましょう。
ハーブティーやココアは体を温めると同時にリラックス効果もあるため、イライラや憂鬱を鎮めることもできますよ。
Q.生理中におすすめの食べものは?
A:大きく栄養素別に分けて回答します。
◆マグネシウムの多い食材 ⇒ ナッツ類・海苔・玄米・納豆
マグネシウムは子宮の収縮を抑える働きを持つため、生理痛の緩和に効果的です。
◆鉄分の多い食材 ⇒ レバー・ほうれん草・小松菜・プルーン
生理中の貧血を防ぐことができます。
◆ビタミンEの多い食材や青魚 ⇒ ナッツ類・うなぎ・かぼちゃ・サンマ・イワシ
生理中に滞りやすい血流を促進して、生理痛を緩和することができます。
◆大豆製品 ⇒ 豆腐・納豆・豆乳
大豆イソフラボンは女性ホルモンの一つであるエストロゲンと似た働きをします。エストロゲンを補うことで生理痛が緩和され、さらにホルモンバランスが整い情緒不安定やイライラなどを鎮める効果があります。
Q.生理中に控えたほうがいい食べものは?
A:「生理中に控えた方がいい食べ物」って…意外とありますよ!!
◆カフェインを含む飲み物
⇒ コーヒー・紅茶・エナジードリンク
カフェインには血管を収縮させる作用があり、飲みすぎると体を冷やす原因になります。また神経を興奮させる作用があるため、精神的な不調を助長してしまう可能性も。
◆ファストフードやスナック菓子
糖質・脂質・塩分が多いため、栄養バランスを崩して貧血を起こしたり、血流が悪くなる原因になります。
参考:ライオン株式会社「生理痛を和らげる食べ物には何がある? 控えたほうがいい食べ物についても解説」
まとめ|生理中なに食べる?
ここまで「生理中になに食べる?」をテーマに編集部が調べたQ &Aを進めてきましたが、皆さんはちょっとした生理中のルール守れていますか??
確かに我慢は良くないですが、少しでも軽減させたり生活しやすい環境づくりを行うことは大切なこと!周囲の理解ももちろん大事ですが、ほんの少しの心がけで、毎月襲ってくる不調を少しでも良くし、自分らしく過ごしたいですね。