夏野菜の効果とは?夏の悩みを吹き飛ばすヘルシーレシピを紹介!

昨今、冬が終わるとすぐに夏がやって来たように感じられるようになりましたよね。気温差が大きかったり、猛暑日が続くと、体調管理が難しいと思います。

体調管理は日常的な心がけをすることが大切です。特に食事は、食べたものがそのまま自分の体のもとになり、エネルギーになります。夏は、夏の不調に特化した食材や栄養素を積極的に摂るのが、不調解消への最短経路です。

野菜はどれもそれぞれ旬の季節がありますが、ハウス栽培等により旬以外でも一年中食べられるようになっており、どの野菜がどの季節に旬の時期を迎えるのか知らない…という人は多いのではないでしょうか。

夏に収穫最盛期を迎える夏野菜は、まさに夏の不調の解消に非常に効果があります。今回の記事では夏野菜とおすすめのヘルシーレシピをご紹介します。

夏野菜にはどんな効果が?夏に積極的に食べるべき理由

夏は体調の不調が起きやすい季節。どのようなことが原因で不調に陥ってしまうのでしょうか。そして、夏野菜がその体調の不調にどのように作用するのでしょうか。東洋医学的な観点とともに、夏に効果的な夏野菜の効果を解説していきます。

夏によくある身体の不調とは

夏によくある身体の不調の主な原因は

・自律神経の乱れ

・睡眠不足

・発汗異常

です。これらが原因となり、熱中症や倦怠感、疲労感、食欲低下といった夏バテ症状が現れます。

どれも、高温、多湿、屋内と屋外の気温差といった環境が要因。異常気象とも言われている日本の夏においては、今まで以上に自分自身で体調管理に気をつけていかなければなりません。

夏の不調には夏野菜を摂るのが効果的

夏によくある身体の不調には、ミネラルを含んだ水分補給を怠らないこと、栄養価の高い食材を摂ることが重要です。

特に重要なのがタンパク質とビタミン。タンパク質は、血や筋肉等、身体の細胞を作るのに必要不可欠な栄養素です。ビタミンは体内でのタンパク質の合成を補助する役割があるため、セットで摂取するのが効果的です。これらは疲労回復や免疫にも効果があります。

夏野菜は赤・緑・黄色といった元気が出るカラーの野菜が多いです。これはビタミンがたくさん含まれている証拠。そして旬の時期が一番その栄養価が高いため、夏に夏野菜を食べないのはとっても損なのです。

東洋医学的に夏に向いている食べ物は?

東洋医学で夏におすすめなのが苦味のある食べ物。苦味は熱を取り去る効果があります。また利尿作用もあるため、湿気によるむくみにも効果的です。

ただし、過剰摂取は熱を取り去りすぎたり、必要な水分を逃しすぎてしまい、かえって不調に繋がる可能性があるので注意が必要です。

代表的な夏野菜!今すぐ食べたくなる効果を徹底解説

ここでは代表的な夏野菜を特徴ごとに紹介します。野菜にはそれぞれ違った特徴があるため、違いを理解しておくことで日々の食生活がよりヘルシーにワンランクアップしますよ。

【ビタミン豊富】トマト・ピーマン・ゴーヤ

トマトは夏野菜の代表格です。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養価の高い夏野菜です。

ピーマンはビタミンCが豊富で、紫外線を多く浴びる夏には必要不可欠です。ビタミンCは熱に弱いですが、ピーマンは炒めてもビタミンCが壊れにくいので、さまざまな調理が可能です。

ゴーヤは夏におすすめの苦味の代表格。ビタミンやミネラル豊富で、苦味成分により食欲増進で夏バテ予防にも効果的です。

【免疫アップ】モロヘイヤ・カボチャ

モロヘイヤは野菜の中でもトップクラスの栄養価を誇っています。多く含まれるβカロテンは抗酸化作用や免疫賦活作用が期待できます。

カボチャもβカロテンが豊富です。特に皮の部分に多く含まれているため、皮を剥かずに丸ごと食べましょう。

【水分豊富】キュウリ・ナス

キュウリとナスは、カリウムというミネラルが豊富に含まれています。血圧を下げたり、老廃物を排出してくれるので、むくみの解消に効果的です。

またカリウムは全身の細胞の構成にとても重要な要素。夏は汗とともにカリウムが失われてしまうため、キュウリやナスで摂取すると良いでしょう。カリウムの他、食物繊維やポリフェノール等も一緒に摂ることができますよ。

夏野菜を使ったヘルシーレシピ!栄養バランスを意識して健康的に

夏野菜を美味しく食べるなら、なるべく素材そのままに、見た目からも元気や涼しげな感じを味わえるとなおGOOD。

ここでは夏野菜をたくさん摂れる、おすすめのヘルシーレシピを紹介します。

和え物でさっぱりと

夏野菜は、素材そのままでも美味しく食べれる野菜が多いです。トマトやモロヘイヤ、オクラは、冷やしてポン酢や白だし等で和えれば、視覚的にも味覚的にも涼しげで、季節感を味わえるためおすすめです。

ツナや鶏のささみ、豚バラといった魚や肉を加えれば、タンパク質もバランスよく摂ることができます。

キュウリはビタミンを含む食材と一緒に食べると、ビタミンの吸収を阻害する作用があるため、なるべくキュウリだけでお酢と和えると、酸味で食欲も増進するので夏バテ時におすすめです。

煮浸しでだしの旨味と共に

出汁の風味が魅力的な煮浸しは、温かいままでも、冷たくしてもおいしい人気のヘルシーレシピです。

夏野菜は均等の大きさにカットし、フライパンで焼いたり、ラップに包んでレンジで火を通す方法もあり、油で揚げるよりもヘルシーな煮浸しを作ることができます。

おかずやおつまみとして最適ですし、そうめんやそば等にトッピングして食べてもおいしいです。

定番のドライカレー

なぜか夏に食べたくなるドライカレー。夏野菜との相性も良く、煮込む時間も短く済むため暑い夏にとてもおすすめ。野菜の旨味だけで余計な調味料も必要ないヘルシーレシピです。

トマト、ナス、ズッキーニ、枝豆と、夏野菜ならなんでも合います。ひき肉の替わりに高野豆腐にする等、植物性のタンパク質を取り入れれば、さらにヘルシーなドライカレーにすることも可能ですよ。

まとめ

夏野菜は、熱中症や夏バテ等、夏の体調の不調を予防する効果がある栄養素をたくさん含んでいます。そして夏に栄養価が一番高くなるため、食べない手はありません。

おいしい食事をすることは、QOLの向上にも関わっていると言われています。最近は、足りない栄養素はサプリメントの摂取で補うことも手軽にできますが、食事をすることで季節を感じたり、夏野菜のビタミンカラーを見ることで自然と元気をもらうこともできます。

夏にたくさん収穫され栄養価の高い夏野菜を使ったヘルシーレシピを、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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