奥深いハーブの世界…おすすめのハーブ料理と栽培しやすい品種を知ろう
豊かな風味や爽やかな香りが楽しめるハーブ…1万以上の種類があり、ハーブティーの他にも料理・防臭剤など様々な用途で使える万能な植物ですよね。
家で過ごす時間が増えている現在、ガーデニング好きの女性や健康志向の高い女性の間では大人気となっています。
今回はハーブの基礎知識や効果、初心者に育てやすい品種、さらにおすすめのハーブ料理をご紹介します。
ハーブを生活に取り入れて、日々の疲れや悩みを改善しましょう。
Contents
ハーブの基礎知識!取り入れると驚くべき効能を得られる理由
たくさんの種類があるハーブのなかで、覚えてほしい基本のハーブや美味しいハーブティーの入れ方をご紹介します。
ハーブによって効果や効能が違いますので、体調に合わせて選ぶのもいいですよね。
知っておくべき基本のハーブ5選
【バジル】イタリア料理には欠かせないハーブ。ハーブの王様といわれるスイートバジルは甘くスパイシーな香りで、料理の味を引き立てます。
【ミント】爽やかな香りと清涼感があるペパーミントは、スイーツの飾りなどでもよく見かけますよね。
【ローズマリー】爽快で力強い香りがある常緑低木。ハーブの中でも料理や薬用など特に幅広い用途があります。
【ラベンダー】綺麗な紫色で香水のような匂いがします。日本では北海道のラベンダー畑が有名ですよね。香りを活かしてポプリやアロマキャンドルなどに多く使われています。
【カモミール】白く小さな花を咲かせるキク科のハーブで、リンゴのような香りで入浴剤などにも使われています。
以上がハーブのおすすめ5選です。他にも、私たちが良く知るパセリやパクチー(コリアンダー)などもハーブの一種なんですよ。
ハーブがもたらす驚くべき効能
ハーブは香りが良いだけではなく、美容や健康にもメリットがたくさんあります。
【安眠】ラベンダー・カモミールは心を落ち着かせる効果があり、リラックスにはぴったりです。寝る前にハーブティーを飲めば、安眠効果抜群です。
【風邪】ユーカリ・タイムは風邪の予防や引き始めにおすすめ。鎮静効果があり、のどの痛みや鼻水などにも効きます。
【生理痛】マジョラム・ラベンダーは血液の流れを促したり、痛みを緩和するなどホルモンバランスを整えてくれます。
【ダイエット】セージ・フェンネルは消化促進や脂肪燃焼の効果があり、老廃物を体内から排出してくれます。
【肌トラブル】ポットマリーゴールド・カモミールは皮膚や粘膜を保護し、毛穴の汚れを落としたり、肌を引き締めてくれる作用があります。
他にも、筋肉疲労や花粉症などにも効くハーブもありますので、症状や悩みに合わせて検索してみるのがおすすめです。
ハーブティーの美味しい淹れ方は?
ハーブティーの淹れ方は、2通りあります。
【ドライハーブの場合】
1.お湯でティーポットを温める
2.温めたティーポットにドライハーブを入れる(約120ml程度のティーカップに対して、ティーティスプーン1杯~1.5杯が目安)
3.95℃くらいのお湯をティーポットに注ぎ、素早く蓋をして3〜4分蒸らす。※1~2分ならいいですが、長く蒸らし過ぎると、えぐみがでてしまうのでご注意を‼
4.ハーブティーをティーカップに注いだら出来上がり!香りを楽しみながら飲む
【ティーバッグの場合】
1.お湯でティーカップを温める
2.温めたティーカップにティーバッグをいれ、お湯を150ml入れ、ソーサーなどで蓋をして3分程蒸らす
3.3分たったら、ティーバッグを取り出してから飲む
初心者でもハーブを育てたい…おすすめの品種や栽培法をご紹介
ハーブを育ててみたいけど、難しそうだな…と思っていませんか?実はハーブは比較的育てやすい植物なんです。
初心者でも育てやすい品種やハーブを育てるのに必要な道具や注意点をご紹介‼
ハーブを育てるのに必要な準備は?
初めての方は苗から育てた方が良いでしょう。種からだと時間がかかり、失敗してしまうかもしれません。
【準備する道具】
鉢やプランター・鉢底ネット・軽石や鉢底石・市販のハーブ用培養土
あとは軍手やスコップがあれば準備OK。ここに育てたい苗を植えるだけです。他にも土を使わない水耕栽培もできますので、庭やベランダが狭いという方におすすめです。
初心者でも簡単‼育てやすい品種は?
ハーブには多年草と一年草があり、植え替えの必要のない多年草の方が手間がかかりません。
初心者におすすめのハーブは、バジル・パセリ・ミント・ルッコラです。この4種類は環境にあまり左右されませんし、生命力も強いので初心者向けと言えます。
さらに料理などにも使える品種ですので、植えておけばちょっと使いたい時に便利ですよね。
ハーブを育てるときのポイントや注意点
ハーブは屋外で育てるのが基本です。乾燥気味に育てるのがポイントで、こまめに水やりをする必要はなく、土が乾いてから水をあげるようにしましょう。土が常に湿った状態だと、根腐れしてしまう可能性もありますので注意が必要です。
日光を好むハーブは多いので、1日中日の当たる場所に置いておくのが理想ですが、無理なら数時間でも日に当てて下さい。逆にミントなどのように日陰を好む品種もありますので、居住環境によって選ぶのもひとつの手ですよね。
ハーブティーだけじゃない‼おすすめしたいハーブ料理3選
ハーブはハーブティー以外にも生で食べれたり、肉や魚の臭いを消してくれて、食材の旨味を引き出してくれたりと様々な料理にアクセントとして使われています。
ハーブを使って、簡単だけどワンランク上の料理を目指しましょう。
ハーブの風味をダイレクトに…生で食べるレシピ
生で食べる定番といえば、カプレーゼですよね。知ってる方も多いと思います。
材料は、トマト・モッツァレラチーズ・バジルのみ。味付けは塩コショウとオリーブオイルを振りかけるだけのシンプルレシピ。
同じ味付けで、タコやサーモンとお好きな生食用のハーブを和えればハーブサラダにもなりますよ。
パーティーなどで料理の一品としてだせば、一気におしゃれになりますよ‼
ハーブの香りが引き立つ焼き料理
【鶏モモのハーブ焼き】
・鶏モモ 1枚 ・酒 大さじ2 ・にんにく 1かけ ・ローズマリー 1本 ・岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、ハーブミックス 適量
1.鶏モモを4等分にし酒を揉みこみ、岩塩・ブラックペッパー・ハーブミックスを両面に均等にかける
2.フライパンにオリーブオイル多めにひき弱火にし、ローズマリーとつぶしたニンニクを入れて、香りがうつったら取り出す
3.鶏肉を入れ、中火で両面が軽く焼き目がつくまで焼き、蓋をして弱火で2〜3分焼く。
4.最後に皮を下にして、こんがり色がつくまで焼けば完成
h3 肉や魚の臭みを消す…煮込み料理にピッタリのハーブは?
ブーケガルニって知っていますか?ローリエやパセリなどのお好みのハーブを束ねたもので、煮込み料理の時に肉や魚の臭みをとったり、風味を加えることができます。
おすすめのハーブは、肉料理の時はローリエ・パセリ・ローズマリーなど、魚料理の時は、タイム・ディル・セージなどが合うでしょう。
料理や好みに合わせて選べるので、色々アレンジするのもいいですよね。
まとめ
今回は奥深いハーブについて、いくつかピックアップしてご紹介しました。
・基本的なハーブや効能を知り、自分に合ったハーブを見つけよう
・初心者でもハーブ栽培に挑戦してみよう
・ハーブを使って料理を楽しもう
ハーブは女性にとって、美容や健康になくてはならない存在ですね。ただし、妊娠中の方やアレルギーをお持ちの方などは、体調を崩す恐れがありますのでご注意ください‼