ハーブの健康によいとされる効果とは?女性に嬉しい効能や使い方を解説
ハーブとは、一般的に料理の際に香り付けや保存料、薬、香料、防虫などに利用されたり、香りに鎮静作用などがある植物のことを指します。
ハーブにはさまざまな種類があり1つ1つ効果・効能が違います。なかでも、冷え性や便秘改善、肌荒れの改善、抗酸化作用といった女性にとって気になる症状にも効果的なハーブも!
また、ハーブはガーデニング初心者でも育てやすく初心者でも気軽にはじめられると人気の植物でもあります。食用ハーブであれば日々の食卓にも取り入れられて一石二鳥ですね。
今回は、健康にいいとされる効果のあるハーブの活用法などについて解説していきます。
Contents
ハーブは種類によって効果もさまざま!上手な使い方をご紹介
ハーブには日本産、海外産のものを含めたくさんの種類があり、効果もさまざまあります。実に「1万種類」を超えるとされるハーブのなかでも、よく目にするもの・定番のものをまずは押さえておきましょう。
料理に使えるハーブとは?
料理の彩りや飾り付けとして使われるハーブは「カリナリーハーブ」といわれます。カリナリーハーブとしてよく耳にするいわゆる定番のハーブといえば
- バジル
- ミント
- パセリ
- ローズマリー
- しそ
などが挙げられます。
なかでも「バジル」は生で食べることはもちろん、ジェノベーゼパスタやピザの具材として使われます。また、トマトとの相性もバツグンなためカプレーゼとして食べるのもグッドです。
バジルにはストレスからくるイライラなどを解消し、気持ちをリフレッシュしてくれる効果もあります。
また、サラダなどの付け合わせそしてよく使われる「パセリ」はビタミンCが豊富に含まれており、疲労回復などの効果が期待できます。
ハーブティーとして使えるハーブ
飲んで身体に取り入れるだけでなく、香りも楽しめるのがハーブティーの特徴です。最初のうちは市販のものから購入し、慣れてきたら自分で栽培したハーブを生で使ってみるのもいいですね。ハーブティーとして定番のハーブは
- カモミール
- ルイボス
- ミント
- レモンバーム
などが挙げられます。
「カモミール」には安眠効果などのリラックス効果が期待でき、「ルイボス」は免疫力アップ・冷え性の改善・整腸効果などがあります。
ハーブを使ったお手軽アイテムも
ハーブは、メインとして食用に使われることが多いですが、ハーブの香りを食用以外として活用したい方には、香りを生かしたアイテムを作成してみることもおススメです。
- アロマキャンドル
- サシェ
- 虫よけスプレー
サシェとは、フランス語で「香り袋」のことを意味し、布製の袋の中にドライハーブを入れて香りを楽しむアイテムです。クローゼットやタンスに入れ、衣類に香りを移したり、インテリアとしてリビングに飾ってもよいですね。
サシェに入れるハーブとしては香りが強い「ラベンダー」や「ベルガモット」がおススメです。「ラベンダー」は炎症を鎮めたりリラックスさせてくれる効果が、「ベルガモット」には抗ストレス作用が期待できます。
ガーデニング初心者にもおススメ!ハーブを育てるメリット
ガーデニングを始めたい方におススメなのがハーブです。ハーブは種類によっては鉢植えや、土を使わず水と液体肥料だけで育てられる水耕栽培でも気軽に育てられるものがあります。
好きなときにすぐに使えて便利
ハーブを育てるメリットとしては、なんといっても使うごとに購入する手間が省ける点です。ハーブは繁殖力が高く、丈夫なためこまめなお手入れが必要ないのも初心者にも魅力の1つです。
近年、国内のハーブ消費量は増加傾向にあります。このご時世で、ご自宅で心身ともに快適に、リラックスしたい方が多いからです。
ハーブを育てておくことで、必要なときにだけ必要分ハーブを収穫でき、新鮮なハーブの香りを楽しむことが可能になります。自身で育てたハーブの香りを楽しんだり、お食事に利用できる経験は格別です。
虫除けの効果も期待できるハーブも
ハーブの中には、虫除けの効果も期待できるハーブもあります。代表的なものには「ゼラニウム」があり、防虫作用に効果的な「シトロネロール」や「テルピオネール」を多く含んでいます。
また、ゼラニウムにはレモンの香りがするレモンゼラニウムや、バラの香りがするローズゼラニウムなど香りも豊富にあり花もキレイで目にも楽しめるのでおススメです。
ハーブには実は注意点も!知っておきたいハーブの危険な点とは?
ハーブは健康食品としても効果が期待できる植物でさまざまなメリットをもたらしてくれます。ただし、ハーブにはメリットだけではありません。ハーブを使う際に注意しておきたいポイントも押さえておきましょう。
基礎疾患や服薬中の薬がある方
特定のハーブの中には、摂取しすぎると体調が悪化したり飲んでる薬の効きが薄れてしまうなど飲み合わせに注意しなければならないものがあります。
例えば、「リコリス(カンゾウ)」というハーブは長期間たくさん摂取することで血圧の上昇を助長するもので、高血圧の方は注意が必要です。
ハーブアレルギーがある方
ハーブにアレルギーがある方も注意が必要です。
例えば、よく聞く「レモングラス」はイネ科、「カモミール」はキク科であるため、イネ科やキク科の花粉アレルギーがある方は避けた方がいいでしょう。
まとめ
ハーブは、健康に効果的な薬用としてだけでなく、料理や飲み物の材料にしたり、香りを楽しんだり、さまざまな使い方で私たちの生活を豊かにしてくれます。
数あるハーブの種類の中には、比較的栽培が楽なものもあります。ガーデニングとして栽培し、新鮮なハーブを料理したりして活用してみるのもおススメですよ。