カフェは身近にある旅先 Vol.2 Solo|駒沢カフェ
東京都世田谷区駒沢にあるカフェ「Solo」。
東京へ旅行に来るなら足を運びたいカフェの1つ。もちろん近隣の方も多く利用しており、このカフェだけに流れる時間を楽しむことができる。
「カフェは身近にある旅先」、そう思ったら普段のカフェ使いもちょっとだけ幸福度が増すかもしれない。
カフェってどういう存在?
「お店のテーマでもあるのですが、『誰もが何者でもなく過ごせる場所』だと思っています。」
そう答えてくれたのはSoloの店主・山下華奈さん。カフェの存在は人それぞれ違うが共通している部分も確かにある。その1つが『誰もが何者でもなく過ごせる場所』という彼女の言葉に含まれている。
山下さん自身も、かつては仕事終わりに一息付けるような場所によく行っていたそうだ。
そんなSoloのコンセプトは「肩肘張らず過ごせる場所」。彼女自身が経験してきたことも踏まえ、「誰かにとっての居場所になれば」と続けた。
「ありがたいことにいろんな方に足を運んでもらっています。土日はインスタグラムを見て来てくださる若年層の方も多いです。平日は駒沢周辺にお住まいの方が多く、近所の方や仕事終わりに来てくださる方もいらっしゃいますよ。」
カフェを目的地に旅をしてみる
実際、本を持ってきてゆっくり過ごす方、店内を眺めながらゆっくりコーヒーやスイーツを召し上がる方など、のんびりと時間を使ってくださる方が多いそう。
とはいえ、駅から近くないことや路面店ではないことなど、いざ営業が始まるまでは不安も多かったと山下さんは話す。
「ふらっと立ち寄る感じの立地ではないですからね。ですが、足を運んでくれるかは自分次第だと思って、インスタグラムも活用しています。投稿を見て来てくださる方も多いのでありがたいです。ゆっくり過ごされる方が多いことも嬉しいですし、わざわざ来てくださった分、ゆっくりと時間を使って欲しいです。」
カフェは色々なことを教えてくれる。人それぞれの使い方があるが、身近にある旅先だと思って足を運んでみて欲しい。
ーカフェは身近にある旅先 Vol.2 Solo|駒沢カフェ ENDー
番外編!Solo・店主の山下さんに聞いてみた!
ー まだまだ暑い日が続くと思いますが、おすすめのドリンクはありますか??
(山下さん)夏はアイスコーヒーとコーヒーフロートがおすすめです。Soloではネルという布製のフィルターで淹れているので、深い味わいのコーヒーを楽しめます。
ー Soloさんの人気のフードを教えてください。
(山下さん)フードはタコライスですね。私自身がタコライスがすごく好きで。カフェでお米を食べるのって最高だと思っていて、お米のメニューを入れたかった、という思いがあります。暑い時には、タコライスとビールなんかがおすすめですよ。
ー ビールのお話がありましたがお酒の取り扱いもあるんですか?
種類は少ないですが、ハートランドとナチュラルワインを置いています。クロックムッシュに合わせて白ワインを飲まれたりとか…。カフェは自由度が高いので、気分に合わせてご注文ください。
ー ご自身も普段お酒は飲まれますか?
ビール、日本酒、ワインが好きで、ビールはずっと飲み続けられます(笑)仙台にいたときはカフェの仕事が終わったあとに、よくお酒を飲みに行ったりしていて、お酒を好きになったきっかけです。
ー 最後に、旅と暮らしをテーマにするes-pomから質問です。山下さんにとって「思い出に残る旅先、宿泊施設」を教えてください。
地元の山形は全市町村に温泉があるほど、温泉が有名です。その中でも、かみのやま温泉の「葉山舘」という旅館がおすすめ。山形は緑も綺麗なので夏の温泉もいいし、もちろん冬や秋も。
どの季節も行って頂きたいですね。
ー END ー
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