異国情緒溢れる神戸で、新たな魅力を探す。陽|haru
ある日、ふと「あの場所に行きたい」と思ったことはありますか。
私にとって神戸は、馴染みある場所だけど、特別思い入れがあるわけでもなかった。でも、最近になってその街並みや空気感が恋しくなることがあります。トレンドの洋服が揃うお店があると思えば、洋館が立ち並ぶお洒落でクラシカルなエリアもある。海と山が近く、古くから港町として栄えた神戸は、関西の他の都市とはまた違う、独特の雰囲気を醸し出しています。
今回は、私がよく訪れるエリアである栄町通から乙仲通のお気に入りのお店をご紹介します。
THE BOOK END|新たな視点をもたらしてくれる場所
写真集やアートブックを中心に、インテリア、建築、アートブックなどの書籍が揃う書店。
お店がある海岸ビルヂングは国の有形文化財にもなっていて、ルネサンス様式が加えられている建物。外観も内装も趣があり、思わず写真に収めたくなってしまう。
月に1度程度、展示も開催されており、私が訪れたときには濱田英明さんの展示が行われていました。壁に並んだ作品をじっくり見て、アートブックに触れることで、自分の感覚に新たな視点をもたらしてくれる贅沢なひとときを過ごせます。
cafe & ber anthem|小休憩には素敵なカフェを
学生時代からランチやカフェで困ったら行ってしまう好きな場所。
cafe & ber anthemは大人気店なので待ち時間もあるけど、それでも入りたいと思うほど、メニューや店内の雰囲気に絶対的な信頼がある。
この日はぷるぷるたまごのキッシュに、ボロネーゼ。
友人たちと語らうのもいいし、大切な人とのディナーにもよいし、リラックスして時間を楽しむことができます。ちなみに私は間接照明だけで照らされる、雨の日や夜のお店が好きです。しっとりとした落ち着きがあり、静かなひとときを楽しむのにぴったりです。
北欧雑貨と暮らしの道具lotta|「欲しい」が集まるお店
北欧のヴィンテージ食器や作家さんのうつわなどを扱うお店。
「北欧のヴィンテージ食器がほしい」と思ったときにまず立ち寄るお店です。窓に沿った什器や店内の真ん中に所狭しと並ぶ食器たちが目を引きます。北欧食器は日本の作家さんの器と比較して、カラフルで大きな柄が入っているものも多く食卓が華やかになります。
しかも、不思議と日本の食卓に馴染むので、私もよく使っています。
日本の作家さんの企画展をされていることもあり、長く使いたくなるようなおうちを彩る作品に出会えるかもしれません。
おわりに
少し東に足を伸ばすと、クラシカルな歴史的建築も多いエリアにたどり着きます。そんな落ち着いた雰囲気の旧居留地には歩いているだけで、異国情緒を味わうことができ、素敵なお店もたくさんあります。
ぜひ、神戸の新たな魅力を見つけに街歩きを楽しんでくださいね。
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〈コラム内に登場したお店〉
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