ナマケモノ人間|はしもと ももこ
ナマケモノ人間
私は“ナマケモノ”が好きだ。
ゆったりとした動作とあのなんとも言えない表情に安心する。彼らの睡眠時間は1日15〜20時間らしい。
すごく羨ましい。
なぜなら私は眠ることが大好きだからだ。ちなみに動きも遅い。というより自分の中を流れている時間がゆっくりしている。
つまり私は“ナマケモノ人間”なのだ。
そんな自分も好きだが違う一面も見てみたい。
だからこのエッセイを利用して成長しようと目論んでいる。このずる賢さは自分で言うのもなんだが尊敬に値する。
『何から挑戦しよう?』
行動したら良いだけなのにいつもいろんな考えが頭に侵入してくる。
まるで情報という武器を持ち攻撃してくるスマホみたいだ。データ容量が重くなって動けなくなる…と、いつもの私ならこうだ。
だが今の私には“エッセイ”がある。
嫌でも動かざるおえない。この状況がとても良い。
このエッセイを書くために、今までしてこなかったことに挑戦して自分の時間を大切に出来る日がくると思うとすごく楽しみだ。
-ナマケモノ人間 END-