五感に触れる、わたしの旅

ベーカリーデザイナーへの第一歩|パンと旅するVol.4

パンが生き甲斐のグラフィックデザイナー・maaya.です!

突然ですが、私の大きな目標は「デザイナーとして全国のパン屋さんのお役に立つこと」です。その第一歩を、ひとつの新しいベーカリーと共に踏み出すことができました!

今回はその経緯と、新しいベーカリーについてお話します。

    Writer:maaya.
  • デザインで全国のパン屋さんの役に立ちたい!ⵈと夢みる、パンが生き甲斐のグラフィックデザイナー。「美味しそうに魅せる写真」を撮るべく、カメラ片手に年間100軒以上のパン屋さんを巡っている。

デザイナー視点でパン屋さんを支えたい

パン屋さんへ行くと「こんなにおいしいのに、見せ方がもったいないなぁ」デザイナーとして感じてしまうことがよくありました。

パン屋さんはパンを作るプロとして、美味しいパンを焼いて私たちに幸せを届けてくれます。

そんなパン屋さん達を、私はデザインのプロとして支えられる人になりたいⵈと、学生の頃から密かに夢を抱いていました。

ベーカリーデザイナーへの第一歩

そしてそのチャンスは突然やってきてⵈ

私のInstagramのパン投稿をきっかけに、ベーカリーのコンサルティングなどをされている企業からお声がけいただき、パートナーデザイナーになることに。

オーナー様からヒアリングをしてコンセプト設計するところから、ロゴデザイン、店舗内外装デザイン監修、その他ツールデザインなど、内容は多岐に渡りⵈ。

まさに私の目標としていたことをさせていただきました!

MOOD donut&bagel

そうして今回、4月末にオープンしたパン屋さんが「MOOD donut&bagel」です。

オーナー様考案の店名 MOOD には「気分」という意味があります。

お客様それぞれのMOOD(気分)に合ったドーナツやベーグルを見つけてもらえるようにⵈと、豊富なラインナップが魅力的。

ヴィーガン商品があったり、プラスチックの包材を使用していなかったり、健康や環境にも配慮していることからコンセプトカラーはアースグリーン&ベージュに。

また、有料紙袋は私がパン巡りで実際に愛用しているものをセレクト。

少々値は張りますが、蝋引きで耐油性に優れ、繰り返し使用するごとに風合いも出て、機能性とデザイン性を兼ね揃えています。

店内は白基調で、大きな窓と大きな鏡で広々と感じられる空間になっています。

鏡の「What are you in the MOOD for ?」「あなたは今、ドーナツの気分?それともベーグルの気分?」と、お客様に問いかけるもの。

ぜひあなたの気分を映す撮影スポットとしてもご活用ください!

おわりに

チャンスはどこからやってくるか分かりません。

密かな夢を抱えている方は、やりたいことを公言してみたり、悩むくらいならまずやる!という選択をしてみてはいかがでしょうか?

私も、これからもっと沢山のパン屋さんに知っていただき、お悩みをご相談してもらえるよう頑張ります!

PICKUP

〈前編〉日常から離れる。「山暮らし」とは?|山座熊川・福井県若狭町

台湾から運ばれる特別な時間|台湾珈琲 

ライター:編集部
ライター:編集部