サウナはリラックス効果があるって本当?サウナの効果や正しい入り方の解説!
一昔のサウナは年配の方だけが利用しているイメージでしたが、近年では「ととのう」という言葉とともに、健康面に効果があると医学的にも認められ、若い世代からもサウナへの関心が高まっています。
サウナではサウナと水風呂を交互に入ることで身体の血流を良くし、身体や心の疲れを回復するといったリラックス効果を得ることが可能です。
しかし間違った知識でサウナに入ると、脱水症状になるおそれもあるため、サウナに入る前にきちんと正しい知識を身につけることが大切です。
Contents
サウナに入るとリラックス効果が得られると言われるワケとは?
サウナを利用するとリラックス効果が得られるその理由を、まずはしっかりと理解しましょう。
身体に負担なく血流を良くすることができる
血流を良くするには「身体を温める」ことが大切になり、それ自体はお風呂だったり、運動でも可能ですが、お風呂では水圧がかかり運動ではエネルギーといった負担が身体にかかります。
しかしサウナでは身体を動かすことなく温めることができるので、負担をかけずに血流を良くすることが可能です。
サウナで得られる効果とは
サウナでは血流が良くなることから身体の疲労回復にもつながり、安眠効果も高まるため良質な睡眠を得られます。
また不安や緊張による筋肉のこわばりもサウナによってゆるまるので、リラックスすることができるため、サウナは心が疲れてしまっている方にとってもおすすめです。
サウナでリラックス効果を高める正しい入り方のポイント!
サウナでのリラックス効果を最大限に引き出すために、サウナの正しい入り方をご紹介します。
サウナに入る前に身体を洗う
サウナでは大量の汗を排出するため、まずサウナに入る前にしっかりと水分補給をしてからサウナに入るようにしましょう。
また身体を洗うことで皮膚に付着している汚れを落とし、汗をかきやすい状態にしてからサウナに入ると効率よく汗を流すことができます。
必ず水分休憩を入れる
事前にしっかりと水分を取っても、サウナ後には多くの水分を消費している状態になるため、脱水症状の危険からこまめに水分補給をすることが重要です。
水分補給に水を飲むのも良いですが、ミネラルである「ナトリウム」や、水溶性ビタミンなども汗と一緒に排出されてしまうため、サウナでの水分補給にはスポーツドリンクやイオンウォーターといった飲み物を飲むことをおすすめします。
また水分補給では冷えた飲み物を飲むと、いきなり身体の体温を下げてしまい、せっかくのサウナの効果を半減してしまうおそれがあるため、水分補給の際は常温で飲むように心がけましょう。
サウナと水風呂を繰り返す
基本的にサウナの効果を最大限に活かすには、サウナには5分〜10分程度入り、その後水風呂に1分〜2分程度入り、水分補給をするのを繰り返すのが良いと言われています。
ダイエットのために長時間サウナに入る人もいますが、サウナに入ってもカロリーが消費されるのではなく、身体の水分を排出することによって体重が少し軽くなる程度で、水分補給をすれば元に戻るため、長時間サウナを利用してもダイエットの効果はありません。
また水風呂が苦手な方や心臓に不安がある方は、サウナ後に水風呂に入るのを控えて、外気浴で温まった体温を徐々に元の体温に戻すようにしてください。
サウナに入る際にやってはいけないNG行為に注意しよう!
サウナでは周りに迷惑がかからないよう注意する必要があるため、サウナでやってはいけないNG行為をしないようにルールをしっかりと守りましょう。
無理は絶対しないようにする
サウナにいくらリラックス効果があるといっても、体質や体調によって合う合わないといった場合もあります。
そのためサウナに入って気分や体調が悪くなるようなら即座に利用を止めるなど、無理をしてまでサウナに入るようなことはしないようにしてください。
また長時間サウナに入ったり毎日サウナに通ったりなどは、返って身体に負担がかかってしまうおそれがあるので、きちんと適切な時間と頻度を考慮して利用するようにしましょう。
飲酒した際はサウナに入らない
サウナで一番やってはいけないのが「サウナ前の飲酒」で、飲酒してしまった日は絶対にサウナに入らないようにしてください。
飲酒によってアルコールが入った状態でサウナに入ると、不整脈や心臓発作の危険だけでなく、脱水状態に気付くことができず熱中症や心筋梗塞に陥る危険性があります。
水風呂に入る際はかけ湯をする
サウナに入ると汗をかくため、マナー違反にならないように水風呂に入る際は、毎回かけ湯をしてから入るようにしましょう。
汗を流さずに水風呂に入ってしまうと衛生面での問題の他に、周りのお客を不快にさせてしまうおそれもあるので、水風呂に入る際はかけ湯で水しぶきが飛ばないように、汗を流してから入るのがマナーです。
まとめ
サウナにはリラックス効果があることは医学的にも認められており、健康面でサウナは期待できることから、「ととのう」という言葉とともに若い世代からも注目されています。
しかしただ単にサウナに入れば効果を得られるわけではなく、適切な時間と頻度や正しい入り方をして初めてサウナの効果が発揮するため、きちんとサウナの知識を理解することが大切です。
またサウナでは周りを不快にさせないよう注意したり、命の危険がないように飲酒した後は絶対にサウナに入らないよう、守るべきマナーはしっかりと守るようにしましょう。