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【体調・シーン別】寝れない夜におすすめの飲み物は?忙しい女性のためのリラックス習慣

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仕事や育児で忙しく、布団に入ってもなかなか寝付けないことはありませんか。今回は、寝れない時に活躍する飲み物を体調やシーン別に紹介します。

寝れない夜は、体をじんわりと温められるしょうが湯やカフェイン控えめの麦茶、ルイボスティーなどの温かい飲み物がおすすめです。

普段無意識に選んでいるドリンクにはどのような安らぎ効果があるのか、忙しい女性でも無理なく取り入れやすいナイトルーティーンなどを見ていきましょう。よくある質問への回答もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

寝れない夜に試したい!症状とシーン別におすすめの飲み物3選

なかなか寝れない夜は、原因や体調に合わせて飲み物を選ぶことで、心を落ち着かせやすくなります。今回紹介する飲み物は、忙しい日でも取り入れやすいため、寝る前の小さな習慣として活用してみてはいかがでしょうか。

①寝つきが悪いときにおすすめ【しょうが湯】

冷えを感じて寝つきが悪い時はしょうが湯がおすすめです。

しょうがは、しょうがオールという体を内側から温める働きがあり、少しずつ体をリラックスモードに切り替える働きをしてくれます。寝る前の胃への負担を考慮して、甘すぎないものを選ぶのがよいでしょう。

布団に入っても冷えが続いてなかなか寝つけない、寝つきが悪いという方は、しょうが湯を選んでみてはいかがでしょうか。

②疲れた日に効果的【経口補水液】

疲れすぎた日や、軽い脱水症状が疑われる夜は、経口補水液がおすすめです。経口補水液は、ナトリウムと糖分をすばやく整えてくれるため、「疲れすぎて眠れない」方によいでしょう。

「運動して疲れたからスポーツドリンクを飲もう」と考える方もいるかもしれませんが、スポーツドリンクは、糖分や塩分が多く就寝前には向いていません。しかし、経口補水液であれば、糖分や塩分は控えめなので就寝前に飲みやすくなっています。

疲れがひどくて眠れない日は、スポーツドリンクではなく経口補水液を試してみてはいかがでしょうか。

③落ち着きたいならコレ!【カモミールティー・ルイボスティー】

「寝る時に落ち着かない…」「良い香りでリラックスしたい」という方は、カモミールティーやルイボスティーがおすすめです。

カモミールには、心拍数や体をリラックスさせる副交感神経を刺激する効果が期待できます。ノンカフェインのルイボスティーは、交感神経という体を活動させる効果が寝る前に働かず、安心して飲むことが可能です。

これらの飲み物を飲む際は、温めて飲むようにすると、呼吸もゆっくりと整っていくでしょう。

参考:厚生労働省快眠と生活習慣

寝れないときにリラックスできる飲み物を選ぶポイントは?

寝る前の飲み物は、眠気の訪れや睡眠の深さに影響します。カフェインの有無や体を温める作用、刺激の強さなどに注意しながら、より気持ちよく眠るための飲み物選びのポイントを見ていきましょう。

カフェインの有無をチェックする

寝る前は、カフェインの入っていない飲み物を選ぶのがポイントです。カフェインは、目を覚ましやすい作用があり、脳を刺激して睡眠を妨げる可能性があります。

例えば、玉露・抹茶・コーヒーなどは飲むタイミングが夕方以降になると身体に残りやすく、睡眠の質にも影響します。このようなことから、寝る前は以下のような飲み物がおすすめです。

・白湯
・ルイボスティー
・カモミールティー
・デカフェ紅茶

これらの飲み物はノンカフェインのため、寝る前でも安心して飲むことができるでしょう。寝れない時は、カフェインの有無の確認が大切です。

体を温める飲み物を選ぶ

なかなか眠れないときは、体をじんわり温めるホットドリンクを選びましょう。眠気は体温がゆっくり下がるタイミングで訪れるため、一度温めておくとスムーズに眠りに入りやすくなります。

例えば、白湯やしょうが湯、ホットミルク、ハーブティーなどは体を温め、副交感神経を優位にします。逆に冷たい飲み物や刺激の強い炭酸飲料は、寝つきを悪くする場合があるため、注意しましょう。

眠りにくいときは、「体を温める」ものを意識して選ぶのがおすすめです。

甘すぎない・刺激の少ないものを選ぶ

寝る前は、甘さ控えめで刺激の少ない飲み物を選びましょう。

糖分が多いココアや濃いジュースなどの飲み物は、血糖値の急上昇を招き、逆に覚醒することがあります。また、刺激の強い炭酸飲料などの飲み物も睡眠の妨げになるため、注意が必要です。

寝る前に味のあるものを飲みたいときは、しょうが湯にはちみつを少しだけ入れたり白湯に少しレモンを入れたするのが良いでしょう。

寝れない夜…飲み物と簡単ナイトルーティンで快適な睡眠を

寝る前に選ぶ飲み物は、眠りの質を大きく左右します。例えば、体を温めるホットドリンクは眠気を促し自然とリラックスしやすくなるのが特徴です。体調に合わせた一杯を見つけ、自分のナイトルーティーンを探してみてはいかがでしょうか。

気持ちを落ち着かせる

寝る前は、気持ちを落ち着かせる時間を作ることが大切です。心が落ち着いていないと交感神経が優位になり、体が眠るモードに切り替わりにくくなります。

例えば、温かい飲み物をゆっくり飲みながら深呼吸をしたり、5分だけ部屋の明かりを落として静かに過ごしたりするなどの小さな行動をすると、心の負担が軽くなるでしょう。

少しの時間でも寝る前に心を休める時間を作ることで、自然とリラックスして眠りやすくなるはずです。

スマホはベッドに持ち込まない

スムーズに眠るためには、ベッドにスマホを持ち込まない習慣が効果的です。スマホのブルーライトやSNS・動画の刺激は脳を興奮させ、眠気を遠ざけます。

寝室に入る前にスマホをリビングに置く、アラームは別の時計を使うなどの小さな工夫をすることで、スマホをベッドに持ち込まないようにできるでしょう。

睡眠の質を改善させるためにも、まずは「スマホを寝室に持ち込まない」ことが大切です。

自分に合う1杯を見つける

寝る前の自分の定番ドリンクを見つけると、寝つきがよくなる可能性があります。好きな香りや味の飲み物には安心感があり、飲むだけで脳がそろそろ寝る時間であると認識しやすくなるためです。

例えば、冷えやすい人はしょうが湯、ストレスが溜まっている人はカモミールティーを選ぶと良いでしょう。また、疲れが強い人は経口補水液など、体調に合わせて選ぶとより効果的です。

自分のルーティンとなる「おやすみ前の一杯」を決めることで、身体と心が自然と眠りやすくなるでしょう。

FAQ|寝れない夜の飲み物は何が良い?寝つきをよくするドリンクのポイント

Q:寝れない夜に避けたほうが良い飲み物はありますか?

A:カフェインを含むコーヒー・緑茶・玉露・エナジードリンクなどは、脳を刺激して寝つきを悪くするため、避けるのがおすすめです。また、糖分の多いココアやジュース、刺激の強い炭酸飲料も血糖値を上昇させて覚醒を促すことがあり、就寝前は避けるほうが良いでしょう。

Q:寝る前に飲むと効果的な温かい飲み物はありますか?

A:白湯・しょうが湯・ホットミルク・カモミールティーなどの温かい飲み物は、体をじんわり温め、副交感神経を優位にしやすくなります。体温が緩やかに下がるタイミングで眠気が訪れるため、寝る30分〜1時間前に飲むのがおすすめ◎

Q:忙しい日でも続けやすい、寝る前の飲み物ルーティンはありますか?

A:毎日同じタイミングで、同じ飲み物をゆっくり飲む習慣をつけるのがおすすめです。例えば、「寝る前にルイボスティーを飲む」「しょうが湯を飲んで深呼吸をする」など、短時間でも続けやすいルーティンは、体が”そろそろ寝る時間”と認識しやすくなります。

Q:寝れない夜に冷たい飲み物を飲むのは良くないですか?

A:冷たい飲み物は体を冷やし、寝つきを悪くする可能性があります。体温が低いままだと副交感神経に切り替わりにくく、なかなか眠気が訪れないことも…。寝る前はできるだけ温かい飲み物を選ぶのがおすすめです。

まとめ|寝れない夜は体調に合う飲み物選びと眠りやすくなる環境づくりが大切

寝れない夜は、原因や体調に合わせて飲み物を選ぶことで、スムーズな入眠につなげられます。

具体的には、体を温めるならしょうが湯、落ち着きたいならハーブティーやルイボスティー、疲れがひどいときは経口補水液などが効果的です。忙しい女性でも取り入れやすく、また、スマホを控える・深呼吸をするなどの簡単なナイトルーティンを取り入れることで、よりリラックスしやすい睡眠環境が整います。

これらの小さな工夫は、忙しい女性でも取り入れやすく、今日からでも始められるのではないでしょうか。自分に合った「おやすみ前の一杯」を選び、心地よい夜を過ごしましょう。

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