五感に触れる、わたしの旅

ハーブには嬉しい効能がたくさん!メリットや注意点・おすすめのハーブ

「ハーブにはどのような効能があるの?」

「ハーブを使うときに気を付けるべきことはある?」

ハーブティーやハーブの香りのアロマオイルなど、ハーブに関するグッズをたくさん目にするけれど、その効能や注意点についてはよく知らない方も多いのではないでしょうか。

ハーブとは、私たちの生活に香りと潤いをもたらす植物です。正しく取り入れれば多くの嬉しい効能を得られますが、実は注意しなければならないポイントもあります。

最後には効能別のおすすめのハーブもご紹介するので、ぜひ彩のある生活に役立ててみてください。

ハーブとは何?ハーブを取り入れることによる効能やメリット

ハーブとは食用や薬用の香草や薬草の総称で、美容や健康などにおいて幅広い効能を持っています。ハーブは草だけでなく、美しい花も楽しめるのが魅力的なポイントです。

香りを楽しむ

ハーブと聞いて、香りをイメージする方は多いでしょう。それぞれのハーブが特有の香りを持っており、色々な香りを楽しめますよね。香水やルームフレグランス、ボディミスト、アロマオイルなど、ハーブの香りと効能を用いた商品はたくさんあります。

ハーブの香りを嗅ぐことで、リラックスしたり集中力を高めたりする効能も期待できます。

料理やドリンクに使用できる

ハーブを使えば食事がもっと楽しくなります。見た目の色鮮やかさも、食材の風味付けも同時に叶えられるのです。

バジル、クレソン、ルッコラなどはイタリアンやスペイン料理など、幅広く活用できるハーブです。また、ペパーミントはデザートやカクテルに使うことができます。これらは自宅でも簡単に栽培できるのが魅力です。

薬用効果が期待できる

ハーブは、昔から薬として使用されてきました。古代ギリシアの時代から、ハーブを用いた「植物療法」が存在していたといわれています。

ハーブの効能は科学的にも認められており、ドイツの連邦保健庁には、「コミッションE」という専門委員会があり、ハーブを医薬品として活用する際の安全性と効果を協議しています。

例えば、ローズマリーには消化を促す効果、セージには多汗症を改善する効果があるとコミッションEによって認められています。

ハーブは摂りすぎてはダメ?気を付けるべきポイント3つ

ハーブには効能がたくさんあり、うまく活用すればメリットがたくさんあります。しかし、摂取し過ぎるとハーブによって体調が悪くなるなど、注意しなければならない場合もあるのです。

服薬中や基礎疾患がある場合

薬やサプリメントはハーブと相互作用して、体に悪影響を与えてしまう可能性があります。ハーブを摂取しすぎることで、薬の効果が低下したり、体調が悪くなってしまったりすることがあるのです。

最も注意すべきなのは「セントジョンズワート」というハーブです。ハーブティーにも使われることがありますが、肝臓の薬物代謝酵素を下げる働きがあるため、薬と一緒に摂取すると薬の血中濃度が低下してしまいます。

また「カンゾウ」は、摂取しすぎると血圧の上昇を引き起こすともいわれています。

普段服用している薬とハーブの飲み合わせが心配な場合は、かかりつけ医に相談することが大切です。正しく服用すれば効能が期待できるハーブ。薬や基礎疾患などとの関係を踏まえて、効果的に活用しましょう。

妊娠中は注意が必要

妊娠中や授乳中に絶対に摂ってはいけないハーブはありません。料理やハーブティーなどでの適量の摂取であれば基本的に問題ないので、心配しすぎなくて大丈夫です。

しかし、大量摂取やサプリメントなど濃縮したものの摂取は控えてください。例えばローズマリー、セージ、シナモンなどは、脳への神経刺激性があり、セイヨウノコギリソウやレモングラスは子宮を収縮させる作用があります。

体調に変化が無ければ問題ありませんが、心配であればかかりつけ医に相談しましょう。

ペットを飼っている人も注意

人間の体にとってメリットのあるハーブも、実は他の動物にとって有害になる場合があります。

例えば、犬や猫など嗅覚が敏感な動物にとって、ハーブの強い香りは刺激・ストレスになってしまう可能性があります。

また、以下のハーブは犬や猫に有害であるとされています。ペットを飼っている人は、注意しましょう。

  • ミント
  • ラベンダー
  • オレガノ
  • パセリ
  • ユーカリ
  • カモミール
  • ゼラニウム
  • レモングラス
  • レモンバーベナ

どのハーブを選べばいい?効能別におすすめのハーブを紹介

ハーブの種類は一万を超えるといわれています。たくさんありすぎて、どのハーブを取り入れたらいいか悩んでしまいますよね。ここでは3つの効能別におすすめのハーブをご紹介します。

リラックスできるハーブ

リラックスしたい場合は、ハーブティーやハーブのピローミスト、ハーブバスを活用しましょう。優しい香りがあなたを包み込んでくれます。

ラベンダーやカモミールには疲労効果や鎮静効果があります。安眠を促す効果もあるため、睡眠の質を向上させてリラックスするのに効果的です。

つらい生理痛に効くハーブ

ハーブには、ホルモンバランスを整えたり、痛みを抑えたりする効能を持っているものもあります。

ホルモンバランスにはカモミール、サフラワー、チェストツリー、ジャスミン、マジョラム、ラズベリーリーフ、セントジョーンズワートなどがおすすめです。また、ラベンダーには痛みを抑えて気持ちを落ち着かせる効果があります。

生理中のお腹の痛みの緩和や気分転換に、ぜひハーブを取り入れてみてください。

ダイエットに取り入れたいハーブ

ダイエット中のあなたには、セージやフェンネルがおすすめです。これらのハーブには、デトックス効果や肥満解消の効能があるため、体内環境を整えてダイエットをスムーズにしてくれます。

また、甘味料として広く知られるステビアもハーブの一種です。砂糖の200倍の甘さがあるといわれており、低カロリーなので、ダイエット中の甘いもの欲を満たしてくれるでしょう。ただし使いすぎには注意してくださいね。

まとめ

ハーブには多くの効能があります。香りを楽しんだり、料理に活用したり、薬として用いたり…様々な使い方で、あなたの生活を豊かにしてくれます。しかし、健康や美容にいいからといって、ハーブの摂りすぎはデメリットになることもあります。

服薬中や基礎疾患のある方、妊娠中の方、ペットを飼っている方は、特に注意が必要です。ハーブの摂取量やハーブの種類に関して疑問がある場合は、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。リラックスしたい時、生理痛の緩和、ダイエット中にも、ハーブは効果的です。効能を理解して正しく活用して、ハーブのある生活を楽しんでください。

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