お香の灰の捨て方とは…正しい手順と注意点!灰を再利用する方法はある?

お香の灰を捨てる時、火事にならないか不安に思うこともありますよね。火事にならないために気を付けるべきポイントや、灰を捨てる時にやってはいけないことを知っておくのはお香を楽しむ上でとても大切です。

今回は、お香の灰の捨て方と注意点、灰の活用方法を紹介していきます。実はお香の灰は、捨てるだけではなく生活の中で再活用することが可能です。灰の分別や再利用の方法を知っておくと、お香の灰が溜まっても安心してお香を楽しめますよ。

お香を最後まで楽しむために、この記事でお香の灰の捨て方を事前に確認しておきましょう。

お香の灰の捨て方に気を付けるべき理由!正しく捨てないとどうなる?

お香の灰を正しい方法で捨てなかった場合、火事になったり排水溝の詰まりの原因になったりします。お香の灰の捨て方を間違えてトラブルを引き起こさないために、事前に注意点を押さえておきましょう。

お香は灰の捨て方を間違えると火事の原因になることも

お香の灰の捨て方で最も注意が必要なのは、火事にならないようにすることです。お香は火を使うものなので、火事の危険はつきもの。特にコーン型のお香は、火が消えたように見えても中心部の燃焼が続いている可能性があります。

お香の灰を捨てる時には、必ず火が消えていることを確認しましょう。香炉灰の上でお香を焚けば、最後までお香を使い切ることができ、火が完全に消えるまで待つことができます。

香炉灰を使用しない場合、使い終わったお香に少し水を含ませれば火が消えて安全に捨てることができますよ。

お香の灰は流しに捨ててもいい?

もう1つ、お香の灰の捨て方において大切なのは、灰を流しに捨てないことです。

灰を水で湿らせてから捨てると灰もまとまって捨てやすくなるのでオススメですが、流しに捨ててしまうと排水溝が詰まってしまいます。少量であっても、排水溝のトラップに溜まってしまうため流しに捨てるのは推奨できません。

お香を焚いたお皿や香炉を洗う際も、できるだけ灰が流れてしまわないよう、ザルなどを活用して洗いましょう。お米を研ぐように洗うと、排水溝の詰まりを予防できます。

お香の灰の捨て方はどうする?捨てる手順と注意点

お香の正しい灰の捨て方とはどのような方法なのでしょうか。お香の灰を捨てる前に準備することや、灰の分別などを事前に知っておけば、意外と簡単に灰を処理することができます。

お香の灰を捨てる前に準備すること

お香の灰の捨て方の最初のステップは、灰を捨てる場所を確保するということです。お香の灰は少しの風でも舞い上がってしまうため、風が少ない屋外で捨てるのがオススメ。室内で灰を捨てる場合、灰が舞い上がったとしても掃除しやすい部屋で作業しましょう。

次に、新聞紙やビニール袋などを敷いて灰が落ちても問題ないよう準備することが大切です。掃除の際に使用する道具はお香の灰の捨て方によります。香炉を使用している場合はふるいなどを用意し、綺麗な灰とお香の燃え残りなどを分けましょう。濡れた雑巾を用意しておくと、香炉に付着した灰を綺麗に拭き取れますよ。

お香の灰の捨て方と分別

お香の灰の捨て方で気になるのは、分別の方法です。お香の灰は、基本的には燃えるゴミとして捨てることができます。お香の灰を直接ゴミ箱などに捨ててしまうと灰が舞い上がる原因になるため、ビニール袋や新聞紙にくるんで捨てるのがオススメです。

香炉を使用する場合、綺麗な灰を残して古くなった灰を捨てます。香炉を使わずにお香を焚く場合は全ての灰を可燃ゴミに捨てましょう。燃え残りにさえ気を付ければ、分別の際の注意点は特にありません。

お香の灰の捨て方には他の方法もある?お香の灰を再利用する方法

お香の灰を捨てる以外に処理する方法はあるのでしょうか。実はお香の灰には意外な活用方法があります。お香の灰の捨て方に悩んだら、灰を再利用するのもオススメです。

香炉に入れて再利用する

最も一般的なお香の灰の捨て方は、灰をふるいにかけて残った綺麗な部分だけを香炉に戻し、細かい塵や燃え残りを含んだ灰を捨てるという方法です。

灰をふるいにかけることにより、再利用できる部分だけが残ります。また、灰の隙間に空気を取り込むことができ、フワッとした仕上がりになるためお香を立てやすくなるというメリットも。香炉の中にたっぷり灰が残っていれば、お香の燃焼が最後まで続きやすくなります。

まずは香炉を用意し、燃焼灰を香炉灰として再利用するのがオススメです。

食器洗いや掃除に活用する

お香の灰は、生活の中の意外なシーンで活用することができます。

灰の活用方法としてまず挙げられるのは食器洗い。汚れた部分に灰をかけ、水を含んだスポンジなどでこすることによって汚れが落ちます。同じように、湿らせた新聞紙に灰をつけてガラス掃除に使用するのも活用方法の1つです。窓がピカピカになりますよ。

他にも、雪の上に撒くことによって雪を解かすことができたり、お香の素材によっては植物の肥料として使えたりします。

まとめ

お香の灰の捨て方で最も気をつけなければならないのは、火事を起こさないようにすることです。香炉などを使用し、最後までお香を燃やしきってから火が消えていることを確認した上で灰を捨てましょう。

お香の灰は可燃ごみとして捨てることができます。流しに捨ててしまうと排水溝を詰まらせる原因になるため、通常の生ごみなどと一緒に捨てるのが正解です。灰を捨てる際は、部屋の中が汚れないよう新聞紙やビニールを敷いて対策しましょう。

お香の灰の捨て方に悩んだら、再利用もオススメ。香炉灰として使ったり、掃除に活用したりできます。

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