
仕事や家事に追われ、くたくたの夜。
ようやく自分の時間が持てる貴重な時間に気づけば手にスマホがあり、ただ画面を眺めるだけで時間が過ぎていく…そんなことはありませんか。
そんなときにおすすめしたいのが、夜の日記です。紙にペンを走らせるだけ、たった5分からできる小さな習慣。
日記を書くことで頭の中のもやもやを整理でき、一日の感情を振り返ることができます。綺麗に、完璧に書く必要はありません。走り書きでも今日の自分を労うきっかけになります。
今回はその4つのステップをご紹介します。
1.ペンとノートを用意する
スマホやパソコンなどのデジタルデバイスではなく、ぜひ紙を使ってみてください。
夜の日記は、手で書くことで思考が自然と整理されます。
また、夜にブルーライトを浴びると睡眠の質が下がってしまうため、デジタルデバイスから離れる時間をつくるためにもノートとペンを用意することがおすすめです。
参考:東京大学医学部附属病院・デジタルヘルス技術による日常生活下での睡眠習慣の安定化
2 .今日の小さな喜びを3つ書く
夜に書く日記の内容は、「朝コーヒーを丁寧に淹れられた」「緊張したけれどお客様に笑顔で対応できた」など、どんな些細なことでもOK。
日々忙しく過ごしていると、そんな小さなポジティブな気持ちを忘れがちになってしまいます。それを書き出すことで、小さな「できた」が自分の中の自信になっていくと思います。
3.今日感じたこと・つらかったことを一行でも書く

特につらかったことには蓋をしがち。例えば、仕事でミスをしてしまって落ち込んでしまったとき、頭の中に留めておくと「うまくできなかった」という記憶だけが残ってしまう。そんなとき、誰にも言えない感情をノートという閉ざされた空間で吐き出すと、もやもやとしていた感情が晴れやかになります。感情を置き去りにせず、自分だけの場所に置くことで頭や心が少し軽くなると思います。
4.明日へのちょっとした希望を書く
「明日はもう少し早く起きてストレッチしよう」「帰り道に少し散歩してみよう」など、明日の小さな目標を書くとなおよいです。明日やその先の日々が少し前向きになるような予定があると毎日が楽しく過ごせるかもしれません。
5.おやすみの前に…
たった5分でも夜に自分の気持ちを言葉にすることで、心に余白が生まれます。紙に自分の気持ちを素直に書くことで、今日の自分をそっと労うことができます。いつもの夜が少しやさしく感じられるようになるかもしれません。
完璧でなくてもいい。小さな喜びや感情を受け止めて、今日の自分に「お疲れさま」と言える時間を作ってみませんか。