五感に触れる、わたしの旅

やりたいことが進まない日の、小さな整え方

Photo/陽|haru Text/陽|haru

新しい季節、整えたくなる日常

「布団から出たくない」と寒さに身をすくめる朝から、窓に入り込む柔らかい光で目が覚めることも増えてきました。

カレンダーをめくると4月になっていて、緊張感のある顔でぱりっとしたスーツを着た人やまだ馴染んでいない制服を纏った近所の中学生の姿が目に入る。
「私もこんなときがあったな」と懐かしい気持ちになっていました。

新年度、季節の始まりということもあり、気持ちを新たに生活習慣を整えたいなという気持ちがふつふつと湧いてきました。頭の中にある、明日やることを書き出してみました。

​​やりたいのに進まない日

「まずは、朝早く起きてみよう」と目覚めた朝。

いざ、書き出したやることリストを目の前にすると、何から手をつけていいのか分からない。

とりあえず、リストの上から手を動かしてみたものの、思ったように進まない。

気づけば、別のことが気になってスマホを手に取ってしまっていたり、机周りを片付けてしまったり。そわそわして、あれこれと手をつけてしまい、中途半端なまま時間だけが過ぎていく。

気づいたら部屋は暗くなっていました。

集中を取り戻す小さな工夫

「やりたい」という気持ちが強いほど、進まないことにも焦ってしまう。

世の中の流れはどんどん速くなっているように感じて、何も進められていない自分だけが置いていかれているような気持ちになってしまっていました。

焦る気持ちを抑えて、思い切って「ひとつのことが終わるまで、他のことには手を出さない」と決めてみました。

最初は他のことが気になって落ち着かなかったけれど、目の前のことに意識を向けているうちに少しずつ集中できるようになっていくことに気づきました。

やりたいことリストが終わったら項目を消していく。
終わっていくという実感があると、頭の中がすっきりしました。

自分のペースを取り戻すために

マルチタスクができることが良いとされるような空気もある。

でも、あえてひとつに絞ることで自分のペースを取り戻せるのかもしれません。

情報が溢れる今だからこそ、自分の道しるべを見つけるために目の前のひとつのことに向き合う時間は思っていた以上に大切だったことに気づきました。

-END-

    Writer:陽|haru

衣食住に関わることが好き。自分らしく生きるために、心地よい暮らしやすこやかに生きることについて模索している。趣味は写真撮影と文章を書くこと。

Pick up